おすすめ♡恋愛映画 〜運命の人“ツインレイ”かも?〜#03『めぐり逢えたら』 SLEEPLESS IN SEATTLEレビュー(??)vol.3

CINEMA-2

レビュー(??)vol.3

ストーリーについて(つづき)

※ネタバレあり (鑑賞後に読むことをおすすめします)

15 (ボルチモア)ボルチモア・サン新聞社
アニーが職場で同僚とミーティングをしています。そこで、ラジオで聴いた「シアトルの眠れぬ男」の話が出てきます。

〈ツインレイ・ポイント〉“社会的経済的に自立している”
ツインレイは、ひとりでも生きていける精神的かつ経済的自立が必要と言われています。
サムは建築家、アニーは新聞社の編集者、立派に自立してますね。
経済的自立は、特に女性の場合、社会環境のハンデがある場合があるので、ツインレイ統合に向けての課題となりやすいでしょう。アメリカは自立している女性が多いので、ツインレイに出会った時に、この課題をクリアしやすいかもしれませんね。

16 (ボルチモア)街の通り
アニーと同僚のベッキーが、ランチに出掛けています。
彼女たちが歩いているのは、ボルチモアのランドマークの一つ、ワシントン・モニュメント(Washington Monument)の前です。

Washington Monument
699 N Charles St, Baltimore, MD 21201, USA

17 (ボルチモア)レストラン
アニーと同僚のベッキーが昼食をとりながら、ラジオで聴いた「シアトルの眠れぬ男」の話をしています。ベッキーはアニーの親友でもあり、アニーがこのシアトルの彼に特別に引っ掛かりを感じているのを見抜いています。

〈ツインレイ・ポイント〉 “協力者“
ツインレイの道のりには協力者が現れると言われています。ベッキーは、運命を進めていくキーパーソンの一人になっています。

このレストランは、ボルチモアの歴史的な建物の「ウーマンズ・インダストリアル・エクスチェンジ」(Woman’s Industrial Exchange Exchange / womenではなくてwoman単数形なんですね)のレストランです。
建物自体は1850年に建てられ、1880年頃ウーマンズ・インダストリアル・エクスチェンジという非営利団体が、女性たちが手作りの物を売るための市場として、この建物を使い始め、その後このレストランも作られました。このレストランは、2002年に閉店しています
ウーマンズ〜自体の歴史は更に古く、南北戦争のすぐ後の1860年頃から始まった団体です。

元々、女性支援の施設だったので、このレストランには女性専用エリアがあったそうです。
映画のこのシーンで、エキストラがみんな女性なのはそのせいなのかしら?
ちなみに2人のテーブルを担当している年配の女性は、このレストランの本当のウエイトレスで、当時92歳(!)、生涯この店で働いた名物ウエイトレスらしいです。

(旧)Woman’s Industrial Exchange Exchange
333 N Charles St, Baltimore, MD 21201, USA

ワシントン・モニュメントからこのレストランまで歩いて7分くらい。実際に近い距離にあったんですね。

18 (ボルチモア)ニューイヤーズ・イヴのパーティ会場
アニーとウォルターが踊っています。ウォルターは「バレンタインデーをニューヨークで過ごさないか?」とアニーに提案します。

〈ツインレイ・ポイント〉 “協力者“ “シンクロニシティ”
アニーの婚約者ウォルターは、皮肉なことに間接的にサムとアニーの協力者の役割を担っています。彼がニューヨークでバレンタインデーを過ごそうと誘ったことは、後に決定的な運命のポイントに繋がります。

19 (シアトル)サムの家・リビング
新年のカウントダウンの声がTVから流れています。マギー亡き後の寂しい父子のニューイヤーズイヴです。

20 (シアトル)サムの家・ジョナの部屋
サムがジョナをベッドに寝かせます。

21 (シアトル)サムの家・リビング〜外・デッキ〜リビング
新年の花火が外で上がるのを見て、リビングのソファに戻り寝そべるサム。妻マギーが話しかけるのを想像しています。

BGM: “Stardust” NAT KING COLE

22 (シアトル)クレア(施工主)の建設中の家・キッチン
サムと同僚が施工主のクレアと話しています。クレアがサムのラジオを聴いたという話題を出します。ちなみに同僚の一人ジェイは、ロブ・ライナーが演じています。

23 (シアトル)サムの家・玄関外
郵便配達がジョナに大量の手紙の束を渡そうとしているところに帰ってくるサム。

24 (シアトル)サムの家・リビング
大量の手紙は、ラジオを聴いた全国の女性から届いたサムへのラブレター。
ジョナがそのうちの一通を読んでいます。サムはジョナに恋愛談義を始めます。

25 (シアトル)サムの家・洗面所
サムとジョナが歯磨きをしながら、恋愛談義の続きを話しています。
このシーンの2人の演技は父子の距離感をよく表していて、見るたびに微笑ましく感じます。

26 (ボルチモア)アニーの家・寝室
アニーとウォルターが就寝の支度をしています。アレルギー持ちのウォルターはいろいろとセッティングがあり、アニーがロボットのように決まった動きで物を渡したりしています。
婚約者同士なのに、ロマンチックさのかけらもない雰囲気が、このカップルの縁の薄さを表しています。
ウォルターの寝息で口元のティッシュがひらひらと動くアイディアは、演じるプルマンのアイディアだそうで、間抜けさを表すすばらしい演出。本当に、今作でのプルマンは三枚目具合が絶妙です。

27 (ボルチモア)アニーの家・キッチン
夜中に目覚めてキッチンに降りてきたアニー。ラジオをつけると、ちょうど番組のダイジェストを放送していて、またあの日のサムの声を聴き、彼女の心がさらに揺さぶられます。
この時、アニーがリンゴの皮を剥き始めますが、これは後にサムが妻を思い出して語るセリフとリンクする場面です。感情の演技をしながら手を動かすのは難しいとはいえ、メグのリンゴの皮剥きはお世辞にも上手いとはいえない感じですが…。
(身が残っとらんがなw)

BGM: “In the Wee Small Hours of the Morning” CARLY SIMON

つづきは次回

R♡今日も愛してる
Solo Penguin

04.06.2024

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映画『めぐり逢えたら』のレビュー(??)vol.4こちら
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